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なぜ「自動化したのに楽にならない会社」が増えているのか

2025/12/19 INCIERGE

1. 導入

AIや自動化ツールを導入したのに、 現場が思ったほど楽にならない。

むしろ、 ・確認が増えた ・例外対応が残った ・判断が属人化したまま

こうした相談が増えています。

これはツール選定の失敗ではありません。 原因は、もっと手前にあります。

2. 本質

多くの会社では、 「自動化できるか」という問いを先に立ててしまいます。

しかし本来問うべきなのは、 「判断がすでに終わっているかどうか」です。

自動化は、 判断が終わった業務にしか適用できません。

3. 判断が終わっていない業務の特徴

次のような業務は、 自動化しても期待した効果は出ません。

・例外が多いが、例外の定義が曖昧 ・担当者の経験で判断が変わる ・「基本はこうだが、状況次第」が頻出する ・ルールが文章ではなく空気で伝わっている

これは技術の問題ではなく、 構造の問題です。

4. INCIERGEが「実装前確認」を重視する理由

INCIERGEでは、 いきなり実装に進むことはありません。

理由は単純です。 進むべきでないタイミングで進むと、 時間とコストを失うからです。

実装に進む前に確認すべきなのは、 ・前提条件が揃っているか ・判断ルールが構造として成立しているか ・人が介在すべき箇所が残っていないか

これらが整理されていない状態では、 自動化は失敗します。

5. 次のステップ

ここまで読んで、 「自社はどちらなのか分からない」 と感じた方もいるかもしれません。

INCIERGEでは、 自動化の実装に進んでいいかどうかを確認するための 30分のオンライン相談を行っています。

ツールの売り込みや営業は行いません。 「今、実装に進むべきかどうか」だけを一緒に確認します。

→ 30分相談で「実装に進めるか」を最終確認する
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※ まだ準備ができていないと感じる場合は、 Insightsの記事に戻り、構造整理から進めてください。

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