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社労士・税理士が最初に自動化すべき『顧問先との日程調整』という無駄作業

2025/12/16 INCIERGE
士業 業務自動化 日程調整

社労士・税理士が最初に自動化すべき
『顧問先との日程調整』という無駄作業

「先生、来週どこかでお時間いただけませんか?」

顧問先からこう連絡が来たとき、あなたは今まで通り、カレンダーを確認して「候補日を3つ書き出す」作業をしていませんか?

もし、あなたが事務所の代表やパートナーであるなら、その作業は今すぐ止めるべきです。 日程調整は「ほんの数分の作業」に見えて、実は専門家の思考と時間を最も細切れに奪う、隠れたボトルネックだからです。


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年間損失コスト(推計)

¥240,000/ 年

≈ 年間 40 時間 を失っています

「丁寧な手作業」が招くリスク

一般的な事務所では、顧問先との面談調整において、未だに以下のようなやり取りが行われています。

  • カレンダーを見て、空いている時間を3つピックアップする
  • メールやチャットで「○日○時、△日△時…」と打って送信する
  • 相手からの返信を待ち、その間はその時間を「仮押さえ」しておく
  • 返信が来る前に別の予定が入りそうになり、慌てて調整する
  • 決まった日程をカレンダーに手入力し、ZoomのURLを発行して送る

しかし、この作業が1日に数件あるだけで、あなたの思考は何度も中断され、集中すべき高付加価値な業務(戦略策定や重要案件の検討)が細切れになってしまいます。

なぜ、最初に「日程調整」なのか

DX(デジタルトランスフォーメーション)や効率化と言っても、何から手をつけるべきか迷う先生は多いものです。 会計ソフトの連携や、複雑な給与計算の自動化は、準備も学習コストもかかります。

しかし、日程調整の自動化は違います。

  • 意思決定者の時間を直接奪っている: スタッフではなく、先生自身の時間が空きます。
  • 効果が100%確実に出る: 導入したその日から、往復のやり取りが消えます。
  • 事務所の規模に関係ない: 1人事務所でも50人規模でも、同じ課題を抱えています。

「まずは何か1つ、自動化の効果を実感してみたい」という場合、これほど最適な入り口はありません。

Before / After

BEFORE (手動)
  • ・メールで候補日を打つ
  • ・返信待ちのストレス
  • ・「入れ違い」による再調整
  • ・URL発行・送付の手間
AFTER (自動化)
  • ・「このURLから選んでください」と送るだけ
  • ・カレンダーとリアルタイム連動
  • ・Zoom/Teams URLも自動発行
  • ・リマインドも自動送付

結果として、あなたの脳内から「日程調整」というタスクが完全に消えます。

「記帳代行」より先にやるべき理由

多くの事務所が「記帳代行の効率化」や「申告書の自動作成」を目指しますが、それらは業務フロー全体を見直す必要があり、時間がかかります。 一方で、日程調整の自動化は、業務フローを変える必要がありません。「連絡手段」を変えるだけです。

まずは、先生自身の時間を確保してください。 空いた時間で、事務所の未来や、顧問先の深い経営課題に向き合う。 そのための「レバレッジ(てこ)」として、自動化を使っていただきたいのです。


自動化の準備はできていますか?

日程調整ツールを導入する前に、事務所全体の業務構造をチェックすることをお勧めします。

→ 自動化の準備状況をチェックする